内容は同年1月から行ってきた「文化のみち散歩」ふりかえりと情報シェア。
西尾典佑先生のお話をうかがい、今後の展望について考える機会になりました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
散歩コース
1月:尼ケ坂~主税町筋
2月:高岳~鍋屋町通
3月:橦木筋~主税町筋
4月:市役所~名古屋城正門
4月:愛岐トンネル群
5月:高岳~新栄
6月:新栄~主税町筋
散歩をはじめた背景
「文化のみち」は名古屋城から東は大曽根、南は新栄まで広範囲にわたります。
中心部をとりあげている、当会の『文化のみちイラストマップ』でも、かなりの広さ。
広大な「文化のみち」を実際に歩き、冊子にまとめたのが7年前。
当時を知らない新参メンバーを中心に、今年から「文化のみち散歩」をはじめました。
⇒ 『文化のみちイラストマップ』を置いていただいているお店と施設
散歩のコースと要点
「文化のみち散歩」のはじまりは、「文化のみち」中心部、早咲き桜みちの北端。
それから、前回の要点つながりで「文化のみち散歩」を続けてきました。
要点は縄文海進、清須越、尾張藩、寺社門前町、中京産業など等。
ガイドブックは『東区橦木町界隈』『清須越マップ』を主としています。
「文化のみち」と会
「文化のみち」の魅力は、各所の案内板や配布物、ガイドで紹介されています。
詳しい人が引率する「文化のみち」散策は、会でも発足前からたびたび実施。
『文化のみちイラストマップ』発行後は、ほうじ茶をふるまう談話会を毎月に実施。
年一日の催事「歩こう!文化のみち」では、着物道中などで魅力を発信してきました。
⇒ 会の経歴
散歩は会の原点
会のあり方が「楽しみの共有」から「活動の継続」に変わってしばらく。
社会的に集いはNGとされ、ありとあらゆる催事が中止される状況に陥りました。
活動できなくなって2年め、新参メンバーを中心に、ネットで談話会を重ねてきました。
「行ったことある」「行ってみたい」を形にしたのが、今年からはじめた散歩です。
移動も散歩の楽しみ
「文化のみち」は広範囲にわたるため、魅力の紹介も点になりやすい傾向があります。
さらに年々、高層マンションが増え、点と点の移動は無味乾燥と言われています。
そこで「文化のみち散歩」では、今昔で点と点をつなげて楽しんでいます。
昔から変わらない地形、あり方の相違、高層マンションは今時の長屋など等。
散歩のこれから
「文化のみち散歩」では、コースも時間もおおよそとしています。
もともと散歩のはじまりは、あるメンバーの「一緒にどうです?」でした。
「一緒」のよさは一次情報として、各人の興味関心を共有できること。
今回のシェア会では、出席メンバーとも共有でき、今後の計画も深まりました。
散歩の主な参考文献等
『東区橦木町界隈』西尾典佑/健友館
『清須越マップ』清須越400年ネットワークの会
『文化のみちイラストマップ』東区まちそだての会
⇒ 置いていただいているお店と施設
『幕末 城下町名古屋復元マップ』名古屋市博物館
『尾張名陽圖會(おわりめいようずえ)全巻』愛知県郷土資料刊行会
『民家 伝統的意匠』名古屋市教育委員会
『名古屋の伝説』名古屋市経済局観光貿易課
名古屋市市政資料館 古文書館
愛知県図書館