能×テレビ塔に行ってきました


能×テレビ塔*」に行ってきました😊

*前回の記事:能×テレビ塔のご案内

搭乗はじめに、愛知県立愛知商業高等学校ユネスコクラブさんへ。
笑顔がいつも素敵😍なマーケティングクラブです。


クラブは「なごや文化のみちミツバチプロジェクト」で出店。

販売品のアイスクリームは、学校の校舎屋上で採ったはちみつが使用されています。

養蜂家でもある高校生、カッコいい✨


販売品は二種類のアイス「希望のはちみつりんご」と「幸せのはちみつカカオ」。

復興基金や支援金に寄付される社会貢献型アイスです。

クラブの思いを感じる、やさしい甘みとひんやり~が人気。

この日は「食べるのはじめて!」という同行者に「はちみつりんご」をすすめ、当会は「はちみつカカオ」を選択。

眺めのよい展望台で「はちみつアイス」、終日にぎわってました🍯✨


クラブはこの日、折り紙建築ワークショップも開催。

使用する紙は、日本で初めてフェアトレード認証を受けた「バナナペーパー

デザインはこのイベント限定、かつ名古屋テレビ塔の周年にちなみ64組限定

これは参加しないと❣

というわけで、小さな参加者さんの隣に着席。

バナナペーパーは、ツルツルした手触りで柔らかく、いろんな用途がありそう。

はさみで切ると手応えがあり、丈夫そうです。


イラスト部分を切り、台紙にカラーペンでお絵描きして糊付け、完成✨🎈

楽しいワークショップでした😊


クラブのブースには、「テレビ塔百景」の展示もありました。

12月出版予定の本『名古屋テレビ塔クロニクル』(人間社)には、展示と同じデザインの折り紙建築が付録サイズでつくそう。

展示は、イベント後援者の筧建築設計の筧氏が、「
はりきって大きいのを作ってしまった」とお話されてました。

テレビ塔のあしもと搭乗部からも、名古屋テレビ塔への思いが伝わってきます💕


イベントでは、11時から「こども能楽」が奉納されました。

テレビ塔と久屋大通公園の再整備を、こども能でお祝い。

こども能楽教室 米野教室の筧(かけい)代表は、筧建築設計の筧氏。

登録文化財(茅葺の古民家)で伝統芸能を教えてらっしゃいます。


展望台でこども能楽を鑑賞、特別な時を過ごせました。


13時からは「パノラマ怪奇譚」。

あいち妖怪保存会の島田直幸(しまだ なおゆき)氏から、名古屋の妖怪話を拝聴

展望台を一巡してお話される後を、子供から大人まで熱心について回りました。


15時からは「オープン・アーキテクチャー」。

建築史家の村瀬良太(むらせりょうた)氏と巡る名古屋テレビ塔ツアー。

外観からスタートするため、展望台からいったん地上へ。


開催の挨拶をされる村瀬氏。


筧氏。


「オープン・アーキテクチャー」リーフレットと、名古屋テレビ塔に常備されている青いリーフレットを手に、テレビ塔巡り。


名古屋テレビ塔の南東柱にある、建造プレート。

丸いボタンのようなものは、リベットと呼ばれる鋲(びょう)の頭。ネジを使用していないため、ゆるまず強固なのが特長。


あしもとの丸いアーチは、建屋の重量を補強するもの。

建屋は当初、塔に並べてブラウン管形のものを建てる計画でしたが、認可上、難しかったため塔にドッキングして現在の形になったそう。

このドッキングも相当の技術が要るそうです。


高層建築物ながら、地下は浅堀6メートル。計画では鉄道が通るため、浅堀でもゆるがない構造技術が用いられています。

細部にわたり、高い技術と情熱を注がれた、日本初の集約電波塔

お話を聞きながら、地下、建屋、エレベーター、スカイウォークを巡って展望台に着いた時は、名古屋テレビ塔が大好きになってました😍


名古屋テレビ塔「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED -ANNIVERSARY-」開催中。
2019年1月6日まで。
翌7日から2020年夏頃まで工事に入ります。